RULE


中四国大会はルールが多少異なります。
詳しくは拳之会オフィシャルサイトをご覧ください。


第1条 ルール規定

  1. 本大会に出場するものは全てルールを理解したものとする

  2. 主催者は異議申し立ての一切を受け付けないものとする

  3. ルール及びジャッジの採点は如何なる場合においても絶対であり一度くだされたジャッジはくつがえる事は有り得ないものとする


第2条 試合形式

  1. 試合形式
    a. ワンマッチ2ラウンド制とする
    b. タイトルマッチは3ラウンド制とする
    c. 希望者は2試合出場も可能とする
    c. トーナメントは4人制で1日最大2試合までとする 

  2. ダウン
    a. 2ダウン10カウント制
    b. ラウンド終了間際のダウンはゴングに救われずカウントされるものとする
    c. ファイナルラウンド終了間際のダウンカウントはゴングとともに終了する

  3. 採点方法は各ラウンド 10点からの減点方式とする
    a. 互角の場合 10:10
    b. 優勢の場合 10:9
    c. ダウンあり 10:8
    d. 極めて優勢 10:8
    ※ タイトル防衛戦でドローの場合は王者の防衛とする

  4. ドロー
    通常 2ラウンドで優劣がつかない場合は引き分けとする

  5. マストシステム
    トーナメント及びタイトルマッチで引き分けた場合、延長ラウンドは必ず採点に優劣をつける完全決着とする (延長ラウンド1分)


第3条 試合時間

  1. ジュニア(幼年から中学3年まで)
    Aクラス 1分30秒×2ラウンド
    Bクラス 1分30秒×2ラウンド
    Cクラス 1分×2ラウンド
    Dクラス 1分×2ラウンド

  2. 一般(高校~大人)
    Aクラス 1分30秒×2ラウンド
    Bクラス 1分30秒×2ラウンド
    Cクラス 1分×2ラウンド

  3. タイトルマッチ(TOP☆RUN)
    1分30秒×3ラウンド
  4. WBCムエタイジュニアリーグ選抜
    2分×2ラウンド
  5. インターバル
    インターバルは30秒とする
    タイトルマッチはインターバル60秒とする
  6. セコンドアウト
    ラウンド開始10秒前でセコンドアウトとする
    (ヘッドギア有りの場合は15秒前)
    ※ セコンドのラウンド遅延行為は減点の対象とする
    ※ 延長ラウンドはインターバルはとらず即時開始する

    (中四国大会はラウンド時間が異なります)


第4条 判定基準

  1. 通常のアマチュアキックボクシングに準ずる

  2. 判定基準
    a. パンチ、キック、ヒザ蹴りの有効打、首相撲のコントロールを同等に評価する
    ※首相撲での崩しは選手が立っていなければ評価しないものとする

  3. 評価順位
    1. ダウン
    2. ダメージ
    3. クリーンヒット
    4. アグレッシブ


第5条 出場資格

  1. クラス
    Aクラス:Bクラスで3勝(グローブ空手など格闘技大会で入賞者)

    Bクラス:Cクラスで3勝(グローブ空手など格闘技大会で2勝以上の選手)
    Cクラス:Dクラスで1勝(あらゆる大会で1勝以上)
    Dクラス:デビュー戦および未勝利者(あらゆる大会で未勝利者)

    ★各クラス2敗でクラスダウン可(任意)
    ★万一不正行為を発見した場合は登録を抹消
    ★一般Aクラスはプロで3勝まで出場可能
    ※自信のある選手は上のクラスにエントリーするのは自由とします
  2. NEXT☆LEVELクラス基準

    ☆王 者
    (WBCムエタイジュニアリーグなど優先的に出場)
    (プロ転向後は、DEEP☆KICK・NJKF 他プロ興行に推薦)
      ↑
    タイトルマッチ「TOP☆RUN」
      ↑
    ランキング上位優先4名トーナメント
      ↑
    【Aクラス】 ランキング戦
      ↑
    【Bクラス】 2勝でAクラス
       ↑
    【Cクラス】 2勝でBクラス
     ※首相撲なし
      ↑
    【Dクラス】 1勝でCクラス
     ※首相撲なし
     ※打撃大会で未勝利者に限る

第6条 計量

  1. 体重計の誤差を考慮し500gオーバーまで計量クリアとする

    ※ただし、TOP☆RUNなどで公式計量器を用いる場合はリミットでクリアとする

    ※計量時の服装は、全部脱いだ状態でも可とする

     

  2. ジュニアクラスは健康面を考慮して減量を禁止する

     

  3. 一般クラスの減量は健康面を考慮し最大5kgまでとする

     

  4. 計量オーバーについては下記の通りとする

      a.1kg未満の計量オーバーであれば対戦相手の了承の上、減点1から試合開始とする

      b.1kg以上の計量オーバーであれば対戦相手の了承の上、減点1から試合開始とする

       この場合、試合結果に関係なくオーバーした選手は負け、対戦相手は不戦勝の記録となる

      c.対戦相手が対戦を拒否した場合、別の対戦相手を探すものとする

       オーバーした選手については実行委員会との協議を行い、別の対戦相手を探すもしくは試合中止とする


第7条 試合用具

[注意事項]

a. グローブは出場クラス・階級毎の規定オンスを各自用意する事

b. 感染症予防のためヘッドギアも出場クラス・階級毎の規定物を各自用意する事

c. 装具不備は注意または減点の対象とする(※)

 ※1分以内に準備できなければ減点1とする(2020年1月より適用)

  1. 衣装

    [上]
    上着はTシャツまたはラッシュガードを着用し、すそはキックパンツの中に入れる事

    [下]
    キックパンツ着用とする(持っていなければ学校などの短パンでも可)
    ※ポケットのあるものは出場不可
    ※アンダースパッツを履く場合は大腿部を隠さない短いもの
  2. グローブ & ヘッドギア
    ( )はヘッドギア

    〈ジュニアA〉
    ・〜35kg以下 = 10オンス(フェイスガードなし)
    ・40kg〜 = 14オンス(フェイスガードなし)

    〈ジュニアB・C〉
    ・〜50kg以下 = 8オンス(フェイスガード付)
    ・50.1kg〜 = 14オンス(フェイスガードなし)

    〈ジュニアD〉
    ・全階級 = 8オンス(フェイスガード付)


    〈一般 A・B〉
    ・全階級 = 14オンス(フェイスガードなし)
     ※タイトルマッチはヘッドギアなし

    〈一般 C〉
    ・全階級 = 14オンス(鼻ガード付きヘッドギア)
     
  3. 装具
    ・マウスピース
    ・膝(ひざ)サポーター
    ・肘(ひじ)サポーター(タイトルマッチは不要)
    ・レッグガード(すねパッド)
    ・バンテージ(軍手可)
    ・ファウルカップ
     ※一般とジュニアAクラスは鉄製紐式
     ※女子は女性用、プラスチック可

第8条 首相撲

  1. 首相撲からのひざ蹴り攻撃は展開のある限り続行とするとする

  2. 胸と胸が付いたままでの押し合いや投げの体制になった時点でブレイクとする

  3. 首相撲からのひざ蹴りに対して腕でガードしたまま動けない場合、または頭を完全に下げられて動けなくなった場合は首相撲の対処が出来ていないと見なすものとする、レフェリーの判断により 1度目は口頭注意とし 2度目はダウンとする
    (口頭注意およびダウンは次のラウンドへ持ち越すものとする)

  4. ジュニア C・D、一般Cクラスは首相撲の一切を禁止し、組み合った時点でブレイクとする


※2020年1月よりキックポイントは全クラス廃止しました


第9条 反則

  1. 以下を反則とし、口頭注意、減点1(イエローカード)、失格(レッドカード)の対象とする
    ただし、レフェリーの判断で不可抗力と認められた場合はこの限りではない

a. 攻撃につながらない首相撲または悪質な組み付き

b. 投げ

c. 頭突き(バッティング)

d. 肘打ち 

e. 金的(ローブロー)

f. 目突き(サミング)

g. 後頭部への攻撃

h. 顔面への膝蹴り

※ただしダッキングなどの流れによるものは反則としない

i. 倒れた相手への攻撃

j. レフェリーへの侮辱的行為

k. インターバルの遅延行為(セコンドを含む)

l. 暴言悪態などのマナー違反 (セコンドを含む)

m. ジュニアC・Dクラスでの首相撲

n. 相手の蹴り足をキャッチした状態での攻撃

 ※ジュニアA・一般Aクラスのみ、相手の蹴り足をキャッチしてからの攻撃を1回のみ認める。

  ただし、足払いは禁止。あくまで打撃での攻撃のみ認められる。(ワンキャッチ・ワンアタックルール)

o.装具不備、1分以内に準備できなければ減点1


第10条 マッチメイク

  1. 対戦組合せは同門を避けランダムに組まれる
    ※タイトルマッチは除く
  2. ジュニアAクラスの対戦組合せは試合当日の朝抽選を行う
    エントリー人数が奇数の場合は2試合する選手を希望者の中から抽選で選出する
    (2試合した選手のランキングは良い成績の方で採点する)
  3. ジュニアで3学年以上の差がある場合は組み直し(双方の同意あれば可)
    例)組み直し= 小3vs小6、小4vs中1、小5vs中2、小6vs中3
    ※トーナメント・タイトルマッチは除く
    ※Dクラスは2学年差まで
  4. 各階級で試合を組めない時は契約体重で組みます(Aクラスは原則として階級別)

 


第11条 ランキング

  1.  ランキングは大会毎に下記のランキング査定採点表に基づき順位を決定する
    (採点は大会毎にリセットする)
  2. ランキング査定採点表

    〈持 点〉
    15人枠( )内10人枠

    ・王者16点(11点)
    ・1位=15点(10点)
    ・2位=14点(9点)
    ・3位=13点(8点)
    ・4位=12点(7点)
    ・5位=11点(6点)
    ・6位=10点(5点)
    ・7位=9点(4点)
    ・8位=8点(3点)
    ・9位=7点(2点)
    ・10位=6点(1点)
    ・11位=5点
    ・12位=4点
    ・13位=3点
    ・14位=2点
    ・15位=1点
    ※王者ポイントはタイトルマッチにのみ適応
    (ただし通常大会の前後2週間以内のタイトルマッチに限る)


    [エントリー(出場登録)]
    ・通常大会=2点 ※2試合目はさらに2点加算
    ・タイトルマッチ出場=6点(関連大会出場=2点)
    ※ただし通常大会の前後2週間以内のタイトルマッチに限る
    (勝敗は関係なし)

    [勝ち点]
    ・KO勝ち=8.8点
    ・判定勝ち=5.5点
    ・ドロー=3.3点

    [加点]( )内ドロー
    ・王者に勝ち=4点(2)
    ・1位に勝ち=3点(1.5)
    ・2位に勝ち=2点(1)
    ・3位に勝ち=1点(0.5)

    [クラス加点/一般]
    ・Aクラス=6点
    ・他のクラス=なし

    [同点]
    同じ点数の場合、元の上下関係に準ずる
    互いに初ランクインの場合は、判定点数(失点差)、KO(複数の場合KOラウンド)により優劣をつけそれでも差がない場合は同率とする

    ※同率順位の場合、その下位は飛ばさずに連番とする

    [補足]
    ・階級変動は以降先で4ランクダウン
     例)王者→4位の下 持点5位同等、1位→5位の下 持点6位同等
    ・ランク間の空位は無しとし発生した場合下位が繰上がるものとする
    ・ 2試合した場合は好成績の方で算定

    [欠場]
    ・4大会連続欠場の時点でランキングから自動的に抹消する


第12条 トーナメント

  1. 王者決定トーナメント及び、挑戦者決定トーナメントは原則としてランキング上位からエントリーのあった4名で行うものとする
    ※エントリーが4人に達しない場合は実行委員が推薦選手を選定する